鈴の実。~British Life~

ロンドン駐在中の夫婦2人がロンドン生活や旅行について綴ってます。

フェイスタオルと日本製文房具に対する絶対的信頼

きみちゃんです。(コモンに、卵は1日1個と注意されるこの頃です)

 

私はストレスがたまると、ゆっくりと棚に歩いて行き、中身を物色します。そして、まだたっぷりと残っている日本ブランドの品々を手に取りながら、ほっと胸をなでおろします。まるで、冬眠中に間違って目覚めてしまった熊が、冬前に溜めた食糧が周りにきちんとあることに対して、目を細めるように。

大丈夫、これだけあれば、まだ生きられる。

今は逆境にいるかもしれないけど、この子たちが私を救ってくれる。

ザ、日本ブランド。

 

日本にいた時は当然そんなことを感じなかった。ほんの少しの旅行であれば、この不便さを感じなかったし、100円ショップで買ったものをみて、もう少し良いものを揃えたいと思ったものでした。

しかし、今、イギリスの家で100円で買ったトングがものすごく活躍している。こんなに安いのに機能が素晴らしい日本製。

本当に素晴らしいと思う。

 

特にフェイスタオル。

私はこれを20枚程日本から持参しました。今治タオルです!

私が使っている化粧品が毎年1月になると年賀タオルとのことか、一万円につき一枚の今治タオルをくれます。

私は肌がとても弱いので、体を整えるのは、全てこの商品を使ってますり石鹸、シャンプー、リンス、化粧水、ボディミルク、美容液もちろんファンデーションまで。

そして、今回イギリスに行くことになったので、たっぷりとストックを買ってきました。おかげで恐ろしい額になりましたが、まぁ、一ヶ月にしたら二万円弱。お年頃には必要な投資です。働いてるし!

そんなわけで、20枚の今治タオルを持ってきました。

 

昔、このフェイスタオルをもらった時、たくさんあるけど、使い道を迷っていて、人にあげたりしてましたが(特に赤ちゃんがいる人にはタオルは喜ばれました)、ある日ネットをみてたら、バスタオル替わりにしてるという人の記事をみて、目からウロコ。

すぐ乾くし、毎日洗えるし、清潔!

もちろん日本にいるときはそれでもバスタオルを使ってたのですが、いま、イギリスで我が家のバスタオルはフェイスタオル二枚使いです。それをせっせと洗濯して使っています。

今治タオル素晴らしいですよね。吸収力。

しかも、物価の高いイギリスで、思い切り使えるこの素晴らしさ!

 

それから、文房具。

日本の文房具くらい質の高いのはないという日本にいた時からの人の言葉で、フラクションボールを何本か持参してきたきみちゃんです。

もう、これ本当に便利。

ちょっとのメモ書きになめらかな書き心地、しかも消える。

しかし、ある日、社長と話をしていたら彼が赤ペンで私の書類を直していて、しかも、消したのです!

何!フリクションボール、持ってるの!?

まぁ、社長なので、よく日本出張に行くのでと思ってたら、秘書の人から彼は日本でitoya とUNIQLOには必ずよるという情報を貰いました。なるほどね。

 

でも、大抵の英国人はフリクションボールペンのことを知りません。だから、ある駐在員がさらさらと文字を書いて、それを消したら、

「お前、今、何やってるの!?」

「消せるんだよ」

「なんだって、オーマイゴーシュ」

「しかもさ、これ冷やすと文字が戻ってくんだよ」

「なんだって、オーマイゴーシュ!!!」

という、ナイスな反応をしてくれる、ナイスガイがいたと聞きました。

でも、本当にフリクションボールペンは画期的。大好きです。

 

しかし、この日本製文房具に対する絶対的信頼を垣間見たのは、私の引出しの中だった。

前任者が自分の荷物を取ってその日オフィスを去っていった日、それでもこーんなに文房具残してくなんて、一体どうやって使うのよ、という程の量が残っていた。

青、水色、緑、ピンク、黄色の蛍光ペン、赤ペンなんで四本くらいある。

 

私はものの本で、効率的に仕事をするには、色は三色でおさえるという情報にものすごく賛成で、あっても、黒、赤、青ペン、そして、黄色の蛍光ペンしかいらない人間です。

それ以外は、仕事で邪魔になるだけです。

だからずいぶん溜め込んだものだね、とため息をついたものです。

そこから数ヶ月、少しだけ時間ができて、引き出しを整理してたら、なんだか前任者のものが割と残ってて、邪魔だから捨ててしまいましょと思ってたら、引き出しの奥にそのビニール袋を発見してしまったのです!

引出しを三分の一を締めていたそのビニール袋の中身の正体。

それは日本製の文房具の山だった。

たぶん、10年は使える。この量。

一体、どうして。。。

そこには、ある種の何かの恐怖のようなものを感じました。日本製の文房具がない状況に陥ったときの恐怖です。それが、前任者か、その前の方かは知らないけど、その恐怖感がこれほどまでの日本製のペンをストックさせてしまったんじゃなかろうかと。これはあながち的外れではないと思う。

そして、改めて、外国で暮らす、そして仕事をするって、想像以上に大変なストレスなんだなと。大変なストレスをかかえて皆やっているんだなと思った次第です。

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