鈴の実。

旅のこと、日常のことをゆるりとつづっています。

鈴の実

フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェラ本店でオーデコロンを買う。

こんにちは。

 

今回は、イギリスから飛行機で二時間、イタリア旅行の続きです。

ヴェネツィアの次に回った都市がフィレンツェ。

 

今まで旅行をした中で、フィレンツェが一番好きな都市です。

建物はもちろん、街全体が美しく、おしゃれで、食べ物が美味しく、そして治安の面でも、イタリアの中では安全。歩いていてとにかく楽しい。

 

そして女子が大好きな可愛いパッケージの本格コスメも手に入ります。今回はそのお話。

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ブランド、サンタ・マリア・ノヴェラとは

日本でも非常に人気のフレグランスのお店です。

天然ハーヴを使った、自然治癒や予防医学という、所謂漢方的なコスメがベースになっております。 

 

香りが、身体に与えるリラックス効果や自然治癒等にもともと興味があり、そういうことを謳っている商品を見つけては、試したりしてきました。今回も大好きなアロマ、サンタ・マリア・ノヴェラの本店の建物を見てみたいという理由で、訪れました。

サンタ・マリア・ノヴェッラの歴史

 

歴史、サンタ・マリア・ノヴェラとは

サンタ・マリア・ノヴェラ薬局は、世界最古の薬局です。

二人の修道士の医薬的介護がスタートで、現存する最古の処方がローズウォーターということがわかっています。(現在、女子力を高めてくれるということで女子に人気のあのローズです)

 

もちろんその二人の修道士は、800年後もこの天然ハーヴを使った教会(お店)が続くなんて、想像は、たぶんしていなかったったんじゃないかな。

 

偉大なものは、小さな一歩から始まり、それが残るかどうかは、人から必要とされ続けるかにかかっている、ということでしょう。

13世紀~
1221年にフィレンツェの小さな修道院、サンタ・マリア・フラ・レ・ヴィニェ(Santa Maria Fra Le Vigne=ブドウ畑の中の意味)で私たちの製薬活動は始められました。後にサンタ・マリア・ノヴェッラ教会へと発展するこの小さな教会で二人の修道士が医薬的介護を始めたことが記されています。現存する最古の処方は1381年。この年に初めて修道院でローズウォーターが販売されたといいます。当時の記録によるとローズウォーターは消毒効果があると信じられており、ヨーロッパ全土をペストの恐怖が襲った際には家の殺菌にも使われたと伝えられています。またワインを薄めたり、薬を飲む際の水代わりにも使われたようです。

 

サンタ・マリア・ノヴェラ薬局本店の建物の魅力

その日はわたしたちは、朝一番に本店に訪れたので、まだお店は閉まっている状態でした。扉が閉まっていても、その佇まいは美しいので、少し前に行って見るのもありかと思います。

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朝時間になって扉が開けられると、このようなガラスのドアが現れます。

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ガラスドアの向こうは、どことなく薬局色の強いシンプルなデザインとシンプルな照明。

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そして、まっすぐに進んでいくと、お店というより”建築美術のミュージアム”という表現がぴったりな販売ホールが現れます。お店が14世紀の建物だなんて、さすがヨーロッパです。

販売ホールは元々、修道院内部の教会として使われていたスペースで14世紀に聖ニコラスをたたえて建築されたもの。その後1848年の大改修でも天井のゴシック様式は大切にされ、パオリノ・サルティ(Paolino Sarti)によるフレスコ画は薬局の栄光をたたえるものとなっています。内部にはクルミ材でできた棚、ネオゴシック様式で飾られたカウンターなどがあり19世紀建築美術のミュージアムといってもよいでしょう。

 

今回のお目当てのオーデコロンたちは、照明の光に美しくディスプレイされておりました。 

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お目当ては、王妃の水 

今回わたしが買いたいと思っていたオーデコロンは、”王妃の水”(Santa Maria Novella)でした。

 

王妃の水は、サンタ・ノヴェラに残る最古の香で、なんとあのカトリーヌ・ド・メディチがフランス王アンリ2世に嫁いだ時の花嫁道具の一つだったとのことです。

 

歴史好きでなくとも、それだけ長く世の中で残っていく香とはどのようなものなのだろう、と興味いっぱいでした。

この香の情報は知っていましたが、香を嗅いだことはなかったのです。

 

販売員の方に日本人の女性が一人いらっしゃって、親切に香をひとつひとつ試させてくれました。(ここに日本人の販売員の方がいることで、沢山の日本人が訪れる場所だということがわかります。また、入口に日本語の商品説明書があるので、これを手にとってよく眺めることもおすすめです。)

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王妃の水は、〝カラブリアのベルガモットを主とするシトラスの香〟がベースとなっています。

 

アロマ素人の私なりの香の解釈ですが、「苦目のシトラスの強めの香」というのが印象でした。

結構なすっきりしゃっきり系です。

少なくとも、癒し系の香ではないです。

 

歴史的なレシピを引き継いでいるため、この香が非常に素晴らしいものだという感じだったんだなぁという印象でした。

 

わたしは食べ物に関しては、トラディショナルなものがあまり得意ではないのですが、こちらも残念ながらわたし好みではありませんでした。

 

もちろん、歴史的な名香と認定されており、香りの好みというのは、かなり個人的なものですので、この香が好きな方も沢山いるかと思います。

 

 

ということで、販売員さんに手伝ってもらいながら、わたしが選んだ香は、”Chinquanta"という少し甘めの香です。

 

このオーデコロンは割りと新しい香で、日本の京都に関係があるものとのこと。

フィレンツェ・京都姉妹都市50周年という両都市の交友関係を記念し、この香り”Chinquanta"が生まれたのだそうです。

 

フィレンツェと京都が姉妹都市だったとは初めて知りました。

確かに、街の歴史的なところと、粋でおしゃれなところは、共通な部分があるような気がしますね。

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パッケージに印刷された絵は、画家笹倉鉄平氏によるものとのことです。

とにかく、お気に入りの香に出会えて幸せ。

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可愛いパッケージ、且つ優秀な石鹸 

オーデコロンと一緒に購入したのが、写真正面の緑の箱に色々可愛くデザインされているパッケージのこちらです。

 

販売員さんにおすすめはと聞いたら、美白と保湿、全ての点でこの石鹸が店員さんの一番のおすすめだそうです。ちなみに、日本のガイドブックにもこの石鹸をお土産で推しているようです。

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少々値がはるなと悩みつつも、やはり購入です。

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包み紙も可愛い♡

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オーデコロンを含め、全ての商品は日本で正規で購入するより6割くらいで購入することができます。

と言っても、それなりにお値段はするので、購入はこれくらいにとセーブしました。

 

しかしながら、日本に帰ってきてから、やっぱりもう少し買っておけばよかったなと。

日本で買えるものもあるとわかっていながらも。だってやはり素敵なものがお安く手に入るって女子には堪らないものですから ^^

 

ということで、わたし的に、買っておけばよかったと思うものはこちらです。

 

ハードワックス型のルームアロマ。

見た目可愛すぎる。 

ローズウォーター。 

ザクロのバスソルト。

 

皆さんも、買い忘れのないように吟味してから行ってくださいね。

せっかくの旅行なんだからほしいものには、お金を投入しましょう!

 

旧薬局部分 

本店では、1600年代から1848年までの販売室の様子も見ることができます。

こういった歴史的なものを見れるという点で、サンタ・マリア・ノヴェラ本店は、男性も楽しめる場所だと思います。

 

実際にお客さんの中に男性の方も普通にいらっしゃいました。

まぁ、どなたかからお土産を頼まれたのかもしれませんけれど。

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ティースペース有

わたしたちは、他に行きたいところがあったのでできませんでしたが、ここでお茶をすることもできます。

ティールームは、この看板が目印です。

歴史的な建物で、お茶をいただくというのもスペシャルな体験ですよね。

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海外で買い物を楽しむ醍醐味 

海外で買い物を楽しむ醍醐味は、日本よりもブランドが安く購入できることはもちろんあります。

 

しかしながら、本当の醍醐味とは、その買ってきたお土産が、日本に戻ってきてからそれを使ったり、眺めることによって、旅行中の空気をふっと思い出させてくれることだと思っています。

 

オーデコロンをふっとふりかけながら、あの日フィレンツェは少しだけ雨が降っていたなとか、朝早くみたフィレンツェの街の風景が思いうかび、そして消えていくわけです。

 

そして、また思うわけです。

あぁ、また旅行がしたいなぁと。

 

サンタ・マリア・ノヴェラ本店は視覚的にも香りでも、素敵なお土産を購入できる点でも、優雅な体験をできる素敵な場所でした。

 

また、フィレンツェ行きたいな。

 

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旅のプチ情報

以下が、免税範囲となっておりこれ以上を超えると税関で税金が課せられますが、オーデコロンは対象外です。

香水 2オンス 1オンスは約28ml(オーデコロン、オードトワレは含まれません。)

 追加・フレグランスでの癒しが好きなので 

以下、過去、私がお気に入りのフレグランスのURLです。

眠れない夜は、パル・ブランを使い、リフレッシュしたい時は、パル・ブルーを使っています。使用感が軽く、フレグランスをつけているのに、つけていない時より、より深く呼吸ができるような気がします。

https://kuro-poo-momo.amebaownd.com/posts/

 

イギリス在住の友人がやっているお店です。

イギリス在住の方は、是非お試しください。

プロダクツの優秀さとこのお手頃価格、そして彼女の前向きな姿勢によって作られていて、心を癒やしてくれます。

shizenremedies.com

 

 お店情報

 

出典:サンタ・マリア・ノヴェラ公式サイト